名古屋木材について

名古屋木材 倉庫 木

代表挨拶

企業理念真摯に向き合い
循環型社会形成貢献できるよう、挑戦を続けてまいります。

当社は1945年創業の木材卸販売会社として、80年近くにわたり地域に根ざし、事業を展開してまいりました。木材の大卸からスタートし、現在は木材を中心としながら住宅関連の建材・資材や設備機器を幅広く取り扱っております。私たちは常に「誠実を物語る企業」でありたいと願い、時代に左右されることなく真面目で正直な商いを貫き、信頼と実績を積み重ねてまいりました。

私たちは、「自然からの最高の贈り物である木材を『極め、見分け、生かし』循環型社会形成に貢献」することを20年ほど前から経営理念として掲げております。

木には大きく3つの効用があります。1つめは「二酸化炭素を吸収する」。2つめは「酸素を放出する」。そして意外と知られていないのが3つめの「炭素を固定する」です。1年から数年かけて成長する草花に対し、木は数十年から数千年かけて成長します。いわば炭素の貯蔵庫であり、その効用は伐採され木材になった後も変わることはありません。しかも木の重さの約半分に値する炭素を固定し貯蔵し続けます。木の家づくりは、まちの中に森林をつくるようなものなのです。

SDGsや脱炭素化といった観点においても、木の素晴らしさをステークホルダーの皆様にお伝えすることは、長年木材に携わる者としての使命であり、社員の誇りでもあります。

その思いを胸に抱き、さらなるダイナミックな成長戦略を展開していきたいと思っています。

これまでも木材を使った研究や商品開発に注力し、木材を「硬く」「柔らかく」圧縮する特殊技術を開発。これらの技術を活用して曲がる木の名刺入れや手帳、マスクケースのほか、ゴルフのパターやスピーカーなどを商品化いたしました。特許を取得し、数々の賞を賜るなど、反響をいただきました。

今後も魅力ある商品開発を進めていくとともに、自然エネルギー分野など脱炭素化につながるような新規事業についてもあらゆる可能性を探ってまいります。

会社の成長は、社員一人ひとりの成長があってこそ実現します。その強い信念のもと、自らやりたいことを見つけ、考え、企画し、実行する自己完結型の人材を育てるべく、新たにキャリア支援部を立ち上げました。個々の能力や可能性が最大限発揮できるような組織へと改革に取り組むとともに、グローバルな視野をもった異色の人材獲得も行ってまいります。

名古屋木材株式会社が目指す究極のあるべき姿とは、「社会の課題を解決し、お役に立つ企業」であることです。人と人、たくさんの出会いやご縁を大切にしながら、より広い世界へと視野を広げ、森羅万象に好奇心をもって行動し、循環型社会の形成に貢献できるよう、私たちは挑戦を続けてまいります。

名古屋木材株式会社 代表取締役社長

代表取締役社長丹羽耕太郎

炭素の固定化が
地球環境保全に大きな役割!

炭素 固定化 地球環境保全

炭素の固定化とは?
どんな役割があるの?

樹木は葉の内部での光合成によって二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。木材による炭素固定は、大気中の二酸化炭素を減少させる効果があり、気候変動の緩和に寄与します。固定化された炭素を使った木材建築は、カーボンニュートラルな世界に向けて、私たちの生活にとても重要な役割を担っています。また、森林の持続可能な管理によって木材の利用を増やすことで、炭素を長期間にわたって保管することができます。このように、木材は炭素固定に重要な役割を果たし、持続可能な資源利用と気候変動対策に役立つ素材です。

企業理念

「 私たちは《自然からの最高の贈り物》である木材を
『極め、見分け、生かし』循環型社会形成に貢献します」

自然界の中で循環型社会に貢献できる最高の素材は木材です。木材の原料である樹木は太陽のエネルギーをたっぷり浴びて、光合成(葉の中でニ酸化炭素CO₂を吸収して酸素O₂を放出)を行い成長します。樹木は地球環境保全に大きな役割を果たしています。管理された木材の活用は地球環境に大変よい効果をもたらします。木材の活用を増やすことは、石油など化石燃料の消費を減少させ、また温室効果ガスの放出を減少させることにもつながります。そのエコ商品である木材の本質を追求し、さらに長年の経験により材の違いや性質を理解し、木材をこだわりの存在として皆様方の傍らに末永く共存させたいと考えています。

将来像

「私たちは、広く世界に目を向け、循環資源としての木材を通して、木と共に暮らす和らぎの空間を創造し続けます。」

木材を、最適に無駄なく活用し、循環させるにはどうしたら良いかを常に考えていきます。お客様には木材を使うことのすばらしさや喜びを肌で感じ、快適な生活を送っていただきたいと考えています。業界通なことはもとより、お客様の目線を理解し、幅広い視野で木材の可能性を追求し続けます。

行動指針

仕事も遊びも一所懸命!

企業理念を定めただけで企業は良くなるわけではありません。企業はお客様からの信頼と元気のある社員から成り立ちます。
社会人として人間として好奇心を持って積極的に行動すれば、自ずと道は開けてきます。
遊びを一所懸命するように、仕事も一所懸命に行えば、遊びのように楽しくなります。

良いと思ったらすぐやろう!

人は時間の中に生きています。
いろんな事を後回しにしておくと、後でかえって面倒になったりどうでもよくなってしまいます。
良いと思ったら行動することで、周りに感動を与えることができます。感動はとても美しいものです。

相手の立場に立って考えよう!

自分の利益を追求するのではなく、相手に利益を与え続ける、つまり相手が喜ぶものを相手の目線に立って見てみよう、そして行動しよう!自分に掻き寄せようとすると、周囲から逃げていってしまう。自ら押し出してやると、廻りまわって返ってくるものです。まさに「たらいの水の法則」です。